
“政治の混迷”どこまで続く?
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‘09年の政権交代、永くこの国の政権を担ってきた自民党への厳しい審判、そして政権を国民から委任された民主党…、“自民党とあまり違わないんじゃないのという国民の評価…、目を覆う状況です。
特に、自民党政権末期の自民党閣僚の相次ぐお金などの不祥事から、清潔さを評価された民主党の「政治とお金の問題」は、国民を失望させました。そして、民主党政権の22年度予算編成、沖縄の米軍基地問題、インド洋の艦船給油撤退後の国際貢献、子供手当や高校授業料の無償化のずさんな制度設計、農業政策・教育・スポーツ・医療・科学技術・技術革新など、「一番じゃなければならないのですか?」の民主党の事業仕訳人の一言で予算を切り、バラマキ一辺倒の社会政策のみ、という批判の声。
また、ついこの前までは国の借金について、子や孫たちへの「将来負担」が問題とされていましたが、今は、来年・再来年の財政が大丈夫だろうか、という所に一気に来てしまいました。それは国民から、落ち着きのない政権運営・政策決定への不信を生みだしました。国民に、国家財政やこの国への将来に、大きな不安を与えています。
そうした政権与党を糺すべき野党第一党の自民党は、その役割を果たせず、どの政党を支持したらいいのか、選択肢を見いだせない国民に絶望感を与えつつあります。どちらも選挙に勝てるかどうかという、自分たちの今日と明日に汲々としている姿をあからさまにさらし、「国民と国家の大事」が、置き去りにされているように感じられてなりません。
総括ができなければ対案も作れません。対案を示すことは批判だけに終わることなく、政策議論となります。それを聞く国民は「そうだね」とか「それはちょっと」と判断しますから、与党も野党も緊張して責任ある政策提言のしあいっこが生まれます。自民党本部が機能しないならば、地方が作ればいい。生活や生産の現場により近い地方にも、その気概や問題意識・政策立案能力があると、私は思っています。
さいごに、私の住む十勝の多くの課題の中で、当面する最大の課題は「十勝帯広空港」の問題です。航空料金がメチャクチャ高く、比較的アクセス(バス、JR)が良いことから、利用客のかなりが新千歳空港にストローされています。それに追い打ちをかけるようにJALの経営問題があり、「十勝帯広空港」の先行きの不透明さが増してきております。ここのところが十勝・帯広の観光・物産・産業・教育、そして人々の暮らしに大きなダメージを与えています。空港の管理者は帯広市、空港ビルは経済界が担っていますが、オール十勝の問題として関係者・機関が力を合わせ、エアラインにとっても魅力ある空港に、エアラインが頑張れる空港にしていかなければなりません。
そんなことを思いながら今年も様々な分野の地域課題、道政課題に精力的に取り組んでまいりますので、どうぞ皆さんのお知恵・ご指導を、そしてご支援を賜りますようお願い申し上げます。